健康食品として飲用される。多くの場合、粉末の状態で商品化されており、水に溶いて飲用する。また、溶かない錠剤状のものも存在する。
色が緑なのに「青」汁としているのは、野菜を「青菜」などと表現する日本語古語に基づく用法である。
当初はまずさで有名となり、バラエティ番組の罰ゲーム用品としても使われた。その後、一般化してゆくと共に品質、食味の改良や多種化が進み、最近は大麦若葉・小松菜・ヨモギ、抹茶等を使い味を改善したものやモリンガ、ボタンボウフウなど栄養素を補強できる材料を加えたものが増えている。
折からの健康ブームに乗り、一般的に消費されるようになった。栄養価が高いことから草食・雑食の爬虫類、動物プランクトンなどのペットの常用食や、病気療養食として使われることもある。液状のためスポイトやシリンジを使っての強制給餌にも使い易い。
用法
液状の製品や粉末に水を加えてそのまま飲むだけでなく、粉末を牛乳やスープに溶かしたり、ヨーグルトに混ぜる、クッキーやホットケーキ生地に混ぜて焼くなど様々な利用方法がある。

 

歴史
1982年(昭和57年)9月、キューサイの前身である長谷川製菓株式会社が、青汁の製造販売を開始。1980年代は、一部の健康に強い関心がある人や九州地方でのみ知られるマイナーなものだった。
1990年代に全国区のバラエティ番組(有名な例としては、森田一義アワー 笑っていいとも!の「真夏(恐怖)のドカン大作戦」のコーナー[3]や、脳内エステ IQサプリ[4]がある。)で罰ゲーム用品として使われたことをきっかけに注目されるようになった。同時にそれまで九州限定だったキューサイのCMでの、八名信夫の「まずい!もう一杯!」発言のインパクトもあり全国に知られるようになる。なお、この台詞は台本通りではなく、撮影時あまりの不味さに思わず出た言葉が採用された。

以降、宴会等の罰ゲームの定番として一般にも広く用いられるようになったが、近年はバラエティ番組の罰ゲームとしては、味への慣れや多用などによりインパクトが弱くなっていることもあり、青汁に代わってノニジュースなど新たな商品が使われることも増えている。

2000年代以降に発売された青汁、材料を工夫して食味の改良が進み、かつてのような特有の味や青臭さは抑えられ、飲みやすくなっている。さらに、蜂蜜を加えて飲みやすくした蜂蜜青汁やフルーツエキスを加えて飲みやすくしたフルーツ青汁も人気を得ている。あえて「おいしい」や「飲みやすい」とアピールしていたりもする。
2010年代になるとさらに、乳酸菌、カテキンなどの成分、モリンガ、ボタンボウフウ等の栄養価の高い素材を加えて機能性を向上させ、差別化を図った製品が作られるようになった。
摂食上の注意

青汁はカリウム、リン、ビタミンAを多く含んでおり、人工透析をおこなう患者には健康状態を悪化させることがある[5]。またビタミンKを多く含むため、循環器系の疾患対策の薬剤を飲用している場合効果が弱くなることがある[6]。ニューキノロン系抗菌剤の薬理効果を阻害することがある[7]。

 

研究

青汁投与により、総コレステロールとLDLコレステロールの低下、n-3系多価不飽和脂肪酸の構成比率とn-3/n-6多価不飽和脂肪酸比率の増加、α-リノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の増加が見られた[8]。またNK細胞活性の上昇、血液中のインターロイキン2(IL2)が増加した[9]。